こんにちは!
子どもの頃に絵本『ミッケ』シリーズに夢中になった人はいませんか?「タイムトラップ 隠されたオブジェクトを探せ(Time Trap Hidden Objects)」(無料版)は、『ミッケ』のようにアイテムを探すゲームです。
だからと言って決して子ども向けというわけではありません。大人もハマる難しい作りになっていて、ボリュームも十分、そして課金なしでクリアできるゲームです。
タイムトラップの概要
これがタイトル画面です。
ある会社が所有する科学研究所で事件が起き、その研究所を含む地域が災害現場となりました。そしてその危険地域は隔離され、立入禁止となりました。
あるジャーナリストの男性が、その隔離地域で何があったのか、そして何が起こっているのかを調査すべく隔離地域に入って行き、行方不明となってしまいます。英語圏では名前の分からない行方不明者の男性を仮に「ジョン・ドウ」と呼びますので、このジャーナリストもそう呼ばれます。プレイヤーはジョン・ドウを追って隔離地域に入り、探索することに。
ここから先が隔離地域なのだそうです。
トンネルの右側の壁に見えているドアから、研究所の地下に入ることができます。このドアの前が第一の探索スポットとなっています。
下にアイテム名が表示されますので、それを探索画面内から探します。
画像にはアイテム名が5つ表示されていますが、見つけたアイテムの名前は消え、別のアイテム名が表示されていきます。探し続けてアイテム名が表示されなくなったらクリアとなり、次に進むことができます。
クリアの際にそのクリア度によって星が付きます。星の数は最大3つで、同じ探索画面で3回ほどプレイすると全部獲得できるようになっています。
各プレイ画面
探索画面の右下の「HINT」をタップすると、アイテムがどこにあるかおおよその場所を丸で囲んで教えてくれます。
次に「HINT」をタップできるようになるまでには、一定時間待つ必要があります。左下の水色の丸をタップすると、アイテムがどのような見た目なのかを教えてくれます。
左下の「MISSION」からは、トップ画面に戻ったり、課金をしたりすることができます。
画面右上にはスコアが貯まって行きますが、画面内のアイテムとは関係ない場所をタップするとスコアが減ります。アイテムの中には、メモや日記なども混ざっています。
これらを読むと、研究所で何があったのか、ジョン・ドウに何があったのかが少しずつ分かっていきます。アイテムの中には、探すだけでなく後で使用するものもあります。
途中で達成項目を達成したことが表示されます。
達成項目はGameCenterにも表示されます。またGameCenterのLiderboardでは、スコアによって順位が出るようになっています。
良い点&その他の特徴
全編オフラインでプレイ可能です。
課金する場合のみインターネット接続が必要となります。ですが、ヒントがちゃんと用意されていますし、時間制限もありません。そして画面内の部分部分を拡大して探すこともできますので無課金で十分クリア可能です。
全部で55の画面が用意されていますのでかなりボリュームがあり満足できます。
アイテムを探すだけでなく、時にはパズルを解くこともありますので、気分転換もできる良い構成になっていると思います。
また一通りクリアした後も、星を3つ獲得するまでプレイしたり、そしてヒントなし&ミスなしで再プレイしてスコアを上げたりと、とことんやり込むこともできます。
探索画面には、頭がい骨が転がっていたり、ガスマスクがあったり、トカゲがいたり、手榴弾があったりします。グラフィックがとても綺麗で細かい部分まで見る価値があります。またBGMは静かで、人の声が聞こえなくなった気味の悪い場所を探検する雰囲気を味わうことができます。隔離地域に入り込んで、時間を忘れてプレイできると思います。
ただし、クリアした後にそこまで大きな展開が待っているわけではありません。ですので、クリア後のストーリーを期待する人には物足りないかもしれませんし、クリア後のオチにちょっとがっかりする人もいるかもしれません。
まとめ
このゲームではアイテムを探しきった時の爽快感が味わえます。またこのゲームは視覚的にも聴覚的にもSF映画に入りこんだような雰囲気たっぷりのゲームです。
人の生活の跡と自然とが混ざり合ったような世界観も良いです。そして空いた時間に少しずつ進めるのに丁度良いゲームです。隔離地域で時間も忘れて探索しましょう!
このゲームはストーリー性は強くはないものの、探索アイテムの中のメモなどで大体の謎は解けます。オチも私としては面白かったです。続編が出せそうな、出てほしいようなゲームでした。
さらに同じ作者さんが、他にも違うテーマで探索型ゲームを出していらっしゃいます。私を含めてこのゲームを気に入った人はそちらもプレイ確実ですね!