こんにちは!
マインクラフトPEではお友達と一緒に遊ぶこともたくさんあるでしょう。自分のワールドに遊びに来てくれた時に、驚いてもらえるようなレッドストーン装置を作っておくと、さらに楽しめるのではないでしょうか。
今回は簡単な自動販売機の作り方の説明を致します。
ぜひご参考に!
目次
自動販売機の概要
まずは正面から見たスクリーンショットです。ガラスの部分は特になくても大丈夫で、ご自身の好きなように装飾できる箇所になります。
今回は地面から3ブロック目にあるドロッパーがお金の投入口です。ドロッパーの中にお金となるアイテムを入れて、ドロッパーに付いているボタンを押すと一番下のドロッパーからアイテムが排出される仕組みです。
正面から見るとドロッパーの排出口が見えないのでなんのブロックなのかはわかりにくいかもしれません。3ブロック目はドロッパーにボタンを付けてあります。
ボタンの脇からお金としてレッドストーンを投入します。
そしてスイッチを押すと鉄格子部分にアイテムとして小麦粉が排出されました。鉄格子を前に置いているのは、直接ドロッパーからアイテムを取れないようにするためです。
レッドストーン回路の仕組み
まず、3ブロック目のドロッパーがボタンによって起動すると、お金としてレッドストーンが排出されます。
レッドストーンはドロッパーによってエンティティのまま排出されて、そのままホッパーに入ります。
チェストにスタックしないアイテムを入れる
ホッパーからチェストに入る時にホッパーはレッドストーン信号を発信します。この信号を拾うことでドロッパーからアイテムとして小麦が排出されます。
その制御をするために必要なのがチェストの中身です。ここではお金としてレッドストーンがあと4つだけ入るようになっていて、その他はスタックできない弓を入れてあります。
レッドストーンの数が64になると、ホッパーはチェストにレッドストーンを送ることが出来ません。
同時に、違うアイテムを入れるとチェストに移動されないので、お金として設定したアイテム以外では、ドロッパーから小麦が排出されないようになっています。
ドロッパーの在庫を把握しておく
次に小麦の入っているドロッパーを見てみます。
こちらには小麦が4つ入っています。チェストにレッドストーンを入れておいたのは、在庫としての数だけ小麦が排出されるようにしたかったからです。
小麦が無くなると同時に、チェストのレッドストーンが64個となり、ホッパーからレッドストーンが送られなくなるので、アイテムが排出されない+アイテムがないという仕組みになっています。
アイテムの在庫の数とお金が入る数を調整しておけば、今回は作りませんでしたが、アイテムがないときはお金を排出する仕組みも作れると考えています。
これが上から見た図です。今はホッパーにレッドストーンが無いので、コンパレーターは反応していません。
レッドストーントーチの刺さっているブロックに信号が来ていないので、レッドストーントーチは信号を発しています。
試しにチェストのレッドストーンを64個にして、ホッパーにレッドストーンをひとつ入れてみます。
チェストにお金が入らないと排出されない
ホッパーにアイテムがある状態なので、レッドストーン信号が出ています。上から見てですが、ホッパーの下方向にコンパレーター、リピーターが設置してあり、その前に丸石が置いてあります。
丸石の左側にレッドストーントーチがあり、消灯しているのがわかりますね。レッドストーントーチは斜めに設置している時のブロックに信号が入ると、逆にレッドストーン信号を遮断する仕組みになっています。
レッドストーントーチの真下にあるレッドストーンパウダーもホッパーにアイテムがあることで動力が伝わっていません。
ホッパーからチェストにアイテムが移動する時にだけ動作するようになっており、チェストにお金が入るという挙動を識別しています。
まとめ
自動販売機の仕組みには、アイテムの仕分けの基礎の部分が入っています。レッドストーンをお金として設定して、それ以外ではアイテムが出ない。
今回の自動販売機の改善点としては、お釣りや違うアイテムを入れた場合に返却できないことが挙げられます。
自動仕分け機の仕組みをもう少し組み合わせれば、レッドストーンは通す、それ以外は返す。アイテムの在庫がなくなったら、レッドストーンも返すというお釣りの仕組みも作れるのではと思います。
マインクラフトの良い所は、出来るかどうかわからない問題が現れた時にそれを解決する方法があるかどうか模索するのが楽しいということもあります。
レッドストーン回路がよくわからない時ですと、謎な回路で、どう作ったのかわからないものや、何に使うのかわからないものもたくさん作れます。しかも、それがとても楽しいものなんです。
まずは出来るかどうか疑問に思ったら試してみる。問題解決や挑戦することが好きになるのもマインクラフトが年齢や性別を問わず愛される理由の一つなのだと思います。