【連射機能あり】Switch対応「ECHT Power」非純正コントローラーを徹底評価!

ECHT Power ゲーム周辺機器

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るつぼくん
Switch対応の非純正コントローラーでおすすめを知りたい!

そんな要望をお持ちの方に今回紹介するのは「ECHT Power」というモデルです。

✓本記事の内容

  • 非純正コントローラー「ECHT Power」の使い心地や使ってみた感想をレビューしています

Nintendo Switchのコントローラーとして多くの人が使っているモデルとして、Proコントローラー(通称プロコン)がメジャーですが、少々値段が高かったり壊れやすかったり不満点があるのも事実。

実際にとても操作性は良いのですが、1~2年でスティックが勝手に動くように、なんてことも…。

本記事では、僕が実際に中価格帯のNintendo Switch非純正コントローラー「ECHT Power」を使ってきたレビューやリアルな評価を書いていきます!

どんなコントローラーを買おうか迷っている方はぜひ参考にしてみてください!

Switch対応コントローラー「ECHT Power」の外観

購入し家に届いたときの外観はこんな感じ。

ECHT Power

Amazonから届いた時の外装はこんな感じでした。外箱は申し訳程度にNintendo Switchの配色を模している…ような気がします。

同梱物は以下の通り。

  1. コントローラー本体
  2. USB type-cケーブル
  3. 日本語の取扱説明書

購入時の価格は3,299円でした。購入から一年くらい経っている今現在の値段が2,899円なので、だいたい2,500~3,500円あたりの中価格帯コントローラーということになりますね。

ECHT Powerとプロコンの形状比較

次に実際のコントローラーとプロコンの形状を比較してみます。

ECHT Power

(写真右がNintendo Switch Proコントローラー、左がECHT Power)

まず実際に持ってみて感じたのは、プロコンよりも一回り大きく軽いなということ。

と言うよりもプロコン自体が重さに対してかなり小さく、手の小さ人には持ちやすいと感じていました。半面、こちらは手が平均的~少し小さい人でジャストの大きさだと思います。

とはいえ一回りなので、よほど手が大きなor小さな人でなければ、それほど気になる物ではないと思います。一週間も使っていれば慣れることができました。

手のひらが掛かるグリップ部分には、滑り止め加工がされていますので、汗ばんだ手でもがっちりと握ることができそうです。

ABXYボタンは大きめで非常に押しやすい!

4ボタンには、特に大きな特徴や問題はありませんが、強いて言うなら少し大きめでしょうか。押しやすいので、これはメリットだと思います。

一年ほど使ってみての感想ですが、使っていると少しだけボタン側面に摩擦で白い粉が付着します。あまり気にすることはない程度ですが、頭の隅っこに入れておいてください。

ZL、ZRボタンは深く押すタイプ

ZL、ZRや、L、Rボタンなどの背面のボタンは純正のコントローラーと違って、カチッとしたクリック感のあるものではなく、遊びがあり深く押して入力するタイプとなっています。

だから良い・悪いということではありませんが、プロコンの押し感に慣れている人が初めて触った時、少し気になるかもしれません。

スティックの高さは若干高めの設計

ECHT Power

左右のアナログスティックはプロコンよりも少し大きく、親指が触れる部分には滑り止めが付いています。純正コントローラーのようなサラサラした感触ではなく、しっかりと指を掛けることができそうです。

そしてプロコンと比べると、けっこう高さがあるんですよね。遊びもそこそこあります。

これが操作にどのような影響を及ぼすかは後述します。

十字キーは良くも悪くも普通

十字キーはホリコンやジョイコンと違って、4ボタンやそれに板が被さったような形式ではなくではなく、ちゃんとしたキーになっていると思います。

とはいえ、プロコンと比べると押した感じがのっぺりしているというか、明確な作りの差を感じます。

コントローラー「ECHT Power」の基本機能

モデル接続形式ジャイロ機能振動機能連射機能amiibo
ECHT Power無線あり二重振動あり非対応

この価格帯でジャイロ・振動を両立しているコントローラーは珍しいので、ここがECHT Powerの強みです。ちなみにamiiboは非対応なので、そこだけ注意が必要です。

ECHT Powerに無い機能を持つコントローラーも探してみたい場合は以下の記事も参考にしてみてください。

関連記事:Switch(スイッチ)用コントローラーのおすすめ10選を紹介!

バッテリー稼働時間は約12時間

充電は有線接続時と同じUSB type-cケーブルから給電し、2~3時間ほどで充電が完了します。

環境にもよると思いますが、一日4~5時間ほど使って、三日くらいで充電切れになりました。

Amazonの商品紹介欄に「フル充電時の駆動時間は約12時間」と書かれていましたが、おおよそ表記通りの充電持ちだと思います。

振動はOFFの方がいいかも

商品説明ではHD振動と謳われていますが、実際に使ってみると振動がかなり強いように感じました。

PS4付属のDual shock4のような、ブルブルと痺れるような振動に慣れている人は良いですが、ジョイコンやプロコンの繊細な振動を求めている人が使うと、ゲームをプレイする上で邪魔になる可能性があります。

なので、筆者は早々にOFFにしました。振動レベルの設定はできないのですが、本体設定からコントローラーの振動を切ることができます。

Nintendo Switch本体の遠隔起動は不可

任天堂純正のコントローラーやHORIコンはHOMEボタンを長押しすることでNintendo Switchを遠隔起動することができますが、本製品はそれができません。

これは他のサードパーティ製コントローラーにも共通して言えることなので、購入の際には注意する必要があります。

ゲームの起動には純正コントローラーで起動するか、Nintendo Switch本体の電源ボタンを押してください。

Switch対応コントローラー「ECHT Power」を使ってみた感想

僕自身がECHT Powerを使い続けてみた感想ですが、ざっくりな感想を述べると「プロコンに近い感覚で使いやすい」ということ。

コントローラー自体の大きさはプロコンとあまり変わらず、重さは三分の二くらいに感じます。

個人的にはプロコンの代替品としてのポテンシャルに期待していたので、評価基準としてはそこそそ満足で重さ以外はかなりプロコンに近いです。

ネット上でもこのコントローラーは当たりだという声がありました。

※補足:ECHT Powerを有線で使う際の設定

プロコンと同様に有線・無線に対応していて、TVモード・テーブルモードで使えます。

初めて使う時に必要な設定が一つあるのですが、初期設定では有線でコントローラーを繋いだ時に入力が効かないようになっています。

なので、画像のように本体の設定→「Proコントローラーの有線通信」をONにすると、有線でもコントローラーが使えるようになります。

ECHT Power

(Proコントローラー扱いで接続されるので、「Proコントローラーの有線通信」をONにすると有線接続中も操作できるようになる)

ECHT Powerで各ゲームを遊んでみての感想

かれこれこのコントローラーでいくつかのゲームをプレイしていますので、それぞれ感じている感想をお話します。

スプラトゥーン2 × ECHT Power

人によってはジャイロ操作が必要なゲームで、コントローラー選びの幅を狭める原因となりやすいタイトルだと思いますが、問題なくジャイロ機能を使ったゲームプレイができました。

プロコンと比較しても特にジャイロの感度に差を感じなかったので、よほど精密な操作ができる人でなければ違和感なく遊ぶことができると思います。

あつまれどうぶつの森 × ECHT Power

問題なく遊べます。特別な操作が必要なタイトルではありませんが、動作確認も兼ねて書いておきます。

後述するスライドパッドの不具合が起こりやすいと感じましたが、確証がないので要検証です。

大乱闘スマッシュブラザーズSP × ECHT Power

問題なく遊べる…のですが、アナログスティックで細かな操作を行うタイトルなので、スティックの遊びが気になりました。キャラの振り向き動作や歩きなど、スティックを半倒しするような操作に少し難があるように感じます。

またスティックの高さがあるので、長時間遊んでると親指が疲れてきます。

その他のゲーム × ECHT Power

他にはMinecraft、ポケットモンスター剣盾、マリオカート8DXなどでの動作を確認しました。

ゲーム外での操作含め、大体のタイトルにおいて問題なく動作すると思いますが、相性やNintendo Switchのバージョンアップの影響で不具合が出てくる可能性があり、その時は任天堂公式によるサポートが受けられないので、自己責任で使用することになりますね。

【注意】アナログスティックが不具合を起こす場合もあり

購入から数日経ったくらいから発生した不具合なのですが「アナログスティックが微弱ながら勝手に入力される」といったことがたまに起こります。

僕は「あつまれどうぶつの森」を遊んでいるときに、特に頻繁に起こるように感じましたが、他のタイトルを遊んでいるときにも発生することがあったので、コントローラー自体の不具合である可能性が高いです。

対処法としては

  1. コントローラーを接続しなおす
  2. コントローラー背面の小さな穴を安全ピンなどで押し、コントローラーを工場出荷状態にリセットする

などがあります。

純正コントローラーも一年使っているとアナログスティックが勝手に動くようになったので、デリケートで個体差などの影響を受けやすい部分なのだと思いますが、一応気にかけておいた方が良いと思います。

【まとめ】「ECHT Power」はコスパよく遊べるコントローラー

低~中価格帯でジャイロ対応のNintendo Switch非純正コントローラー「ECHT Power」のご紹介を行いました。

この価格帯の無線対応コントローラーの中では機能が充実していて、大きな問題もなく動作するので、任天堂純正のNintendo Switch Proコントローラーが「高くて手が届かない」「使っていたけど経年劣化で壊れてしまった」人に向けての商品としておすすめします。

ただし、安いこともあり不具合が発生しやすいというのも現実なので、その点を頭に入れた上で購入を検討してみてください!

他にもSwitch対応コントローラーをレビューしていますので、別の記事も参考に読んでみてくださいね。

関連記事:Switch(スイッチ)対応コントローラーをたくさん評価・レビューしてみた