トライデントは攻撃力も強く、特別なエンチャントもつくので欲しい人も多いと思います。
しかしBE版(統合版)ならまだしも、Java版は特にトライデント入手条件が厳しいため、海を探して狩っているだけではなかなか手に入りません。
そこで、ドラウンドをたくさん集めて効率よくトライデントを集めるトラップの作り方を詳しく解説します!
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目次
統合版とJava版によるドラウンドの違い
ドラウンドは川や海で自然湧きをするほか、ゾンビが溺死してもドラウンドに変化します。
しかし、Java版と統合版(BE版)で仕様が異なるためトライデントを集めるときやトラップを作る時は気をつけましょう。
仕様 | |
Java版 | ・見た目でトライデントを持っていればドロップする ・溺死したゾンビはトライデントを落とさない |
統合版 | ・見た目でトライデントを持っていなくてもドロップする ・溺死したゾンビでもトライデントを落とす |
また、ドラウンドの湧く条件は明るさが7以下の海洋バイオーム、河川バイオームです。
Java版だと、川であれば2ブロック以上必要で海であればy座標が58以上か水面より6ブロック下である必要があります。
トライデントは攻撃力も高く固有のエンチャントもつくアイテムです。
しかし上記の仕様があるため統合版ではトラップも作りやすく集めやすいのですが、Java版では集めにくいのが現状です。
Java版で作る場合は、自然湧きのトライデント持ちドラウンドを倒す必要があります。
ドラウンドトラップの仕組み
ドラウンドトラップは、海や川で自然湧きしたドラウンドを集めて高い位置まで持っていき落下ダメージで瀕死にさせる仕組みです。
基本的な仕組みはゾンビトラップやスケルトントラップと同じになります。
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ドラウンドトラップに必要なアイテム一覧
ドラウンドトラップを作るのに必要なアイテムをまとめました。
まずは、必要な素材を集めましょう!
イメージ | アイテム | 入手方法 |
ホッパー | 鉄のインゴット×5 チェスト×1 | |
チェスト | 木材×8 | |
オブザーバー | 丸石×6 レッドストーン×2 ネザークォーツ×1 | |
音ブロック | 板材×8 レッドストーンダスト×1 | |
ピストン | 鉄のインゴット×1 丸石×4 木材×3 レッドストーン×1 | |
ソウルサンド | ネザーの各所 ※下記で詳細を説明します | |
黒曜石 | 下記参照 | |
スライムブロック | スライムボール×9 | |
フェンス | 棒×4 板材×2 | |
トラップドア | 板材×6 | |
火打石と打ち金 | 鉄インゴット×1 火打石×1 | |
糸 | – | |
ガラスブロック | 砂×1 | |
ブロック | ※なんでも可 | |
ウミガメのタマゴ | 下記参照 |
材料入手のコツ
黒曜石
黒曜石はオーバーワールドで自然生成しているものだと、廃れたネザーゲートや村の鍛冶屋のチェストから採取できます。
また、溶岩源に水をかけると黒曜石に変化します。
いずれにせよ、黒曜石を掘る場合はダイヤモンドピッケルかネザライトピッケルが必要です。
他には、ネザーでピグリン交易で手に入れることもできますが確率は低いのであまりおすすめではありません。
ソウルサンド
ソウルサンドはネザーで入手可能です。ネザーのソウルサンドバレーで大量入手できますが、ネザー要塞で栽培されているネザーウォートの下や、廃要塞のチェストからも手に入ります。
また、ピグリン交易でも入手は可能です。
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ウミガメのタマゴ
ウミガメのタマゴはシルクタッチ付きであればどのツールでも回収可能です。
タマゴは繁殖のタイミングで出現するので、カメを2匹見つけて海藻で繁殖させる必要があります。
ウミガメは、海の中やビーチなど海辺にいますが海草を与えて繁殖を始めると片方のウミガメが自分が産まれた場所へと帰ってタマゴを生むため、ラブモードに入ったあとに移動を始めたら追ってください。
砂の上にタマゴを産むため、近くに砂がないところでウミガメを見つけたら少々移動が必要な可能性があります。
【作り方】ドラウンドトラップ大枠部分を作る【STEP①】
必要な素材が集められたら、さっそく作ってみましょう!下記の手順通りに作れば、簡単にできます。
まずはドラウンドトラップの大枠部分を作ります。
海洋バイオームでトラップを探しますが、温かい海のサンゴや近くに島があると湧きが悪くなるので、できるだけ何もない場所を探してください。
湧き条件である「水面より6マス下」の海底に土台を作っていきましょう。
手順①:ガラスブロックを設置
場所が決まったら5✕5のサイズでガラスブロックを設置してください。
水の中での作業なので、カメの甲羅や水中呼吸のポーションがあると作業しやすいのでおすすめです。
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手順②:ブロックを設置
ガラスの土台から2マス上に空間を作って、3マス目から2段の壁を作ります。
ガラスの土台を加工用にブロックを設置しましょう。ブロックは不透過ブロックを使います。
手順③:黒曜石を設置
2段の壁の上に3✕3のネザーゲートを4面作成します。
黒曜石は通常時でも硬く、壊すのが大変なので水の中だとさらに大変なので置き間違いにご注意ください。
黒曜石を置いていない角の部分は適当なブロックで埋めて置きます。
手順④:ネザーゲートの内側を塞ぐ
ネザーゲートの内側を不透過ブロックで埋めてください。
不透過ブロックであればどれでも構いません。
側面だけでなく上も塞ぐのを忘れないようにしましょう。
手順⑤:フェンスゲートを設置
ガラスの土台と上の部分間に空けた2マスの空間を水抜きします。
外側の4つ角にフェンスゲートを設置しましょう。
手順⑥:トラップドアを設置
その他の側面にはトラップドアを設置してください。
設置が終わったらスポンジなどを使って水抜きをします。
手順⑦:ウミガメのタマゴを設置
水抜きが終わったら、ガラスの土台の上に4つウミガメのタマゴを設置します。
画像のようにガラスの土台の内側4方向に置いてください。
このトラップでは、「一部の敵対MOBはウミガメのタマゴを見つけると壊す」という習性を利用しているためです。
【作り方】ドラウンドをネザーへ送る部分を作る【STEP②】
次に、海底から寄ってきたドラウンドをネザーへ送るための部分を作ります。
手順①:ブロックを設置
ネザーゲートの3✕3の一番上の部分に不透過ブロックを設置します。
手順②:オブザーバーを設置
さきほど置いたブロックの斜め下にオブザーバーをネザーゲート側を向かせて設置してください。
隣接しないとオブザーバーが置けないので、ブロックの下に壊しやすいブロックを仮置きして進めましょう。
手順③:音ブロックを設置
さらに、オブザーバーの斜め下に音ブロックを設置します。
こちらは、オブザーバーの後ろに適当なブロックを置いてその下に設置しておきましょう。
手順④:ピストンを設置
オブザーバーの下にピストンを置いてください。オブザーバーと同じく、ネザーゲートの方向に向かって動くように設置します。
この手順を繰り返し、残りの3面も同じように作ります。
手順⑤:それぞれを繋げる
各方面にある装置でドラウンドをネザーへ送りますが、その際にドラウンドが横にズレないように、各装置を繋げていきます。
手順⑥:ネザーゲート前を水抜きする
ネザーゲートは水があると開通できないため、ネザーゲートの中とオブザーバーの前、ピストンの前をそれぞれ水抜きしてください。
※ピストンの前は周りの水流が流れてきますが、流れてきている分は大丈夫です
手順⑦:糸をつける
水抜きしたそれぞれのオブザーバーの前に、糸をつけてください。
手順⑧:ネザーゲートを開通させる
火打ち石と打ち金を使って開通させましょう。
このとき、ネザーゲートの座標をメモしておきます。
座標の確認方法は、F3を押してカーソルを調べたいブロックに合わせます。
右側に「Targeted Block」という項目があり、カーソルを合わせているブロックの座標が表示されています。
手順⑨:ソウルサンドを設置
各面のガラスブロックの手前真ん中3マスにソウルサンドを埋めましょう。
泡が出てくればOKです。
トラップに近寄ってきたドラウンドを気泡で上昇させてオブザーバーが検知し、ピストンで押し込んでネザーへ送ります。
【作り方】ネザー側に処理層を作る【STEP③】
次に、ネザー側でドラウンドの処理層を作ります。
手順①:プレイヤー用のネザーゲートを設置
ドラウンドが送られる場所へ向かうために近くに自分用のネザーゲートを設置します。
ネザーの移動は地上の8倍になるので、さきほどドラウンドを送る側の座標から少し離れた陸地に作りましょう。
自分用のネザーゲートの座標も控えておくのを忘れずに。
手順②:ネザー側でネザーゲートを作る
ネザー側のネザーゲートを作ります。
自分が入ってきたときに生成されたネザーゲート側を壊しましょう。
トラップ側のネザーゲート、自分用のネザーゲートの座標のXとZをそれぞれ8で割ります。8で割って出てきた場所にそれぞれネザー側のゲートを作ってください。
完成したら、一度出入りしてオーバーワールド側が意図したところに出ているか確認しておきましょう。
【注意点】
トラップ側のネザーゲートはオーバーワールドに出ると戻るのが大変なので注意が必要です。エリトラと花火があれば簡単に脱出可能です。
【作り方】処理層部分を作る【STEP④】
ネザーに送られたドラウンドを処理する場所を作ります。
トライデントや銅のインゴットは、プレイヤーが倒さないとドロップしないので処理する場所が必要です。
手順①:ブロックを設置
ドラウンド側のネザーゲート側にブロックを積んで囲いを作っていきます。
まずは、ネザーゲートの裏側にドラウンドが落ちないように裏側を埋めておきます。
次に手前側に処理部分を作るので、ネザーゲートの下部分の黒曜石を含め8✕4で高さ3マスの枠を作ってください。
3マスにするのは、ネザーゲートを再度くぐってオーバーワールドに戻ってしまうのを防ぐためです。
手順②:チェストを設置
囲いの一番下の部分を壊してラージチェストを設置しましょう。
回収したアイテムがここに収納されます。
手順③:ホッパーを設置
ドロップしたアイテムをチェストに運ぶためにホッパーを敷き詰めていきます。
まずは、チェストにホッパーを2つ繋げましょう。
そのあと、空いてる空間2✕6が埋まるようにすべてのホッパー同士を繋げます。
手順④:カーペットを設置
この手順はやってもやらなくてもどちらでも構いません。
アイテムの他に、経験値もしっかり回収したい人はホッパーの上にカーペットを敷いておきましょう。カーペットを敷かないままにするとホッパーに経験値が引っかかってしまい回収できません。
手順⑤:トラップドアを設置
チェストの1段上をホッパーのある位置で横一列壊します。
この隙間からドラウンドを倒しますが、このままだとチビドラウンドが逃げてしまうので逃げないようにトラップドアで半マス埋めてください。
【作り方】待機場所を作る【STEP⑤】
ドラウンドが沸くのを待つ間の待機場所を作りましょう。
待機場所は、海の中にあるトラップのてっぺんの中心から115マス上に作ります。足場があれば登るのが簡単なので足場がおすすめです。
ない場合はブロックを積んで、はしごを付けるなどで対応しましょう。
上空になるのでファントム避けに屋根をつけとくのがおすすめです。
これでドラウンドトラップ完成です!
湧きが悪いなどの対処法
トラップは作れたけど、湧きが悪い…全然湧かないといった場合の対処法です。
効率があまり良くないなと思ったら試してみてください。
① 整地する
ドラウンドをおびき寄せるためにウミガメのタマゴを設置しました。
ドラウンドがタマゴを認識できるのは23マス以内です。
障害物があると、タマゴが見えず認識されにくくなるため設置したタマゴから23ブロック離れた地点までそれぞれの面の周りの海草やブロックを除去していきましょう。
② 海面を埋める
1.18からは、敵の湧き条件が変更となっています。
1.17までは光源レベル7以下で湧いていましたが、1.18からは光源レベルが0でないと湧かなくなっています。
そのため、F3を押してトラップ周りの海の中の光源レベルを確認し、1でもある場合はドラウンドが寄ってくる範囲にハーフブロックを置いて海面を蓋してください。
ハーフブロックを使う理由は、MOBが湧かないブロックのため湧き潰しの必要もなく、大量生産が簡単だからです。
明るさはここで確認できます。
画像の場合は光源レベル3になります。
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ドラウンドトラップを使ってみた感想
ドラウンドトラップはネザーに処理層を作るため、一見作るのが難しそうですが作ってみると意外と簡単でした!
そして成果については、なかなかトライデントが手に入らなかったので簡単に手に入れられるようになり、トライデントの修理もしやすく便利です。
トライデントは限定のエンチャントがあったり、攻撃力も強かったりと使い道もあるので、トライデントがなかなか手に入らない人はぜひ作ってみてください。
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